VRChatの必要なスペック(PC版, Quest版)

VRChatの必要なスペック(PC版, Quest版)

メタバースのプラットフォーム『VRChat』を利用するのに必要なスペック(PC版, Quest版)について、詳しく解説しています。

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VRChatの必要なスペック(PC版, Quest版)

VRChatを楽しむためには、使うプラットフォームに応じた必要なスペック(推奨環境)を知っておくことが大切です。
ここでは、PC版とQuest版の違いや、快適に遊ぶためのポイントを詳しく解説します!

 
VRChat(PC版)の必要スペック

PC版には2種類のプレイスタイルがあります:
・デスクトップモード(VR機器なし):普通のPCゲームとしてプレイ
・PC VRモード(VR機器あり):VRヘッドセットを使って仮想空間に没入

 

重要ポイント: VRChatはVRゲームの中でも結構重い部類です。特にPC VRで高画質アバターや大規模ワールドを楽しむ場合は、高スペックPCが必要です。
 
PC版(デスクトップモード)の必要スペック

VRChatはVRがなくてもPCだけでプレイ可能ですが、重いワールドに入ると低スペックPCではカクつきます。

項目 最低スペック(最低限遊べる) 推奨スペック(快適に遊べる)
OS Windows 10 / 11 64bitWindows 10 / 11 64bit
CPU Intel i5-4590 / AMD FX-8350 Intel i7-9700K / AMD Ryzen 7 3700X
メモリ (RAM) 8GB 16GB以上
グラフィック (GPU) NVIDIA GTX 970 / AMD RX 480 NVIDIA RTX 3070以上
ストレージ SSD推奨(容量20GB以上) SSD(ロード時間が短縮され快適)
ネット環境 安定した高速回線 有線接続(ラグを防止)
推奨スペックの理由:

 VRChatはユーザーが作成するアバターやワールドのクオリティが高く、グラフィック負荷が大きいからです。特に混雑するイベントや大型ワールドでは、GPUとメモリの性能が重要になります!

 
デスクトップモードの特徴

・VR機器不要で気軽にプレイ可能!
・マウス・キーボードやゲームパッドで操作
・表情の表現やジェスチャーはVRモードより簡易的
・フレンドとの通話やイベント参加は十分楽しめる!

PC VRモードの必要スペック(フルVR体験用)

VRChatをVRヘッドセットで遊ぶ場合は、さらに高いスペックが必要です。特に大規模なワールドや複雑なアバターが多い場所では、低スペックだとカクカクになります。

 

項目 最低スペック(動作はする) 推奨スペック(快適に遊べる)
OS Windows 10 / 11 64bit Windows 10 / 11 64bit
CPU Intel i5-4590 / AMD Ryzen 5 1600 Intel i7-12700K / AMD Ryzen 9 5900X
メモリ (RAM) 16GB 32GB以上(重いワールド用)
グラフィック (GPU) NVIDIA GTX 1060 / AMD RX 580 NVIDIA RTX 3080以上
ストレージ SSD必須(20GB以上) NVMe SSD(爆速ロード)
ネット環境 高速回線(光回線推奨) 有線接続 + 高速Wi-Fi6

ポイント:

CPUのシングルコア性能が特に重要!(VRChatはシングルスレッド依存度が高い)
GPUはRTX 3080以上が理想(高品質アバター・エフェクト多用ワールド用)
・メモリは多いほど安定(32GBあれば同時配信も可能!)

 

フルボディトラッキング(FBT)する場合の注意点

追加機材:VIVEトラッカー、SlimeVR、Tundra Trackerなどが必要
USBポート数が多いマザーボード推奨
PCスペックはRTX 3070以上推奨(FBTはPCへの負荷がさらに増加)

 
② VRChat(Quest版)の必要スペック
Meta Quest版の特徴(スタンドアロン)

 

Meta Quest 2やQuest Proなら、PC不要でワイヤレスでプレイ可能!ただし、PC版と比べるとかなり制限があります。

項目 Meta Quest 2/ Quest Pro
CPU/GPU Snapdragon XR2
メモリ (RAM)6GB以上
ストレージ 20GB以上の空き容量
ネット環境 高速Wi-Fi(5GHz推奨)

 Quest版の制限

・高品質なアバターは表示不可(Quest対応アバターのみ)
・PC向けワールドには入れない(Quest対応ワールド限定)
・エフェクト(パーティクル、シェーダーなど)は制限される
・大人数ワールドでの動作は重くなりやすい

 
Quest版でもPCのように遊ぶ方法(PC VR接続)

Meta Quest + PC + Linkケーブル or Air Linkを使えば、PC版VRChatをワイヤレスで楽しむことができます!

接続方法 特徴
Oculus Link(有線) 安定性が高いがケーブルが邪魔
Air Link(無線) Wi-Fi 6対応なら快適!ワイヤレスで自由な動きが可能
③ おすすめのPC構成(予算別)
① エントリー構成(約10万円)

・用途:デスクトップモード専用、軽いVR対応
・CPU: Ryzen 5 5600 / Intel i5-12400F
・GPU: NVIDIA GTX 1660 SUPER
・RAM: 16GB
・SSD: 512GB SSD
・VR: Meta Quest 2 + Air Linkで軽いワールドならプレイ可能

 
② ミドル構成(約20万円)

・用途:PC VR快適プレイ(FBTなし)
・CPU: Ryzen 7 5800X / Intel i7-12700F
・GPU: NVIDIA RTX 3060 Ti / RTX 3070
・RAM: 32GB
・SSD: 1TB NVMe SSD
・VR: Quest 2 / Quest 3 + Air Linkで大半のワールド快適

 
③ ハイエンド構成(30万円以上)

・用途:フルボディトラッキング、配信、重いワールド対応
・CPU: Intel i9-13900K / Ryzen 9 7950X
・GPU: NVIDIA RTX 4080 / 4090
・RAM: 32GB~64GB
・SSD: 2TB NVMe SSD
・VR: Valve Index or Quest 3 + Air Link(超快適!)
同時配信や録画も余裕!

 
④ まとめ:どれを選ぶべき?
遊び方 おすすめプラットフォーム
とりあえず試してみたい PC(デスクトップモード)
気軽にVR体験したい Meta Quest 2/Quest 3(スタンドアロン)
高品質なアバター・ワールドを体験したい PC VR + Meta Quest (Air Link)
配信・フルボディで本格的に楽しみたい ハイスペックPC + Valve Index
どれにするか迷ったら?

・PC持ってるならまずデスクトップモードでお試し!
・Questがあれば、PCなしで気軽に体験可能!
・将来がっつりやりたいならPC VRにアップグレードがベスト!