VRChatでオリジナルのワールドを作るとき、ただの風景や建物だけでは物足りないと感じたことはありませんか?
「ボタンを押したら扉が開く」「プレイヤーが特定の場所に来たらBGMが変わる」「ミニゲームを作りたい」— そんな動きを追加できるのがUdonスクリプトです!
Udonを使うことで、VRChatのワールドに「インタラクション(相互作用)」を組み込み、ただの空間から没入感のある体験へと進化させることができます。
今回は、Udonスクリプトの基本的な仕組みや、具体的にどんなことができるのかを分かりやすく解説します!
Udon(ウドン) は、VRChatのワールド内で動的な仕掛けを作るためのスクリプトシステムです。プログラミングがわからなくても、視覚的に設定できる「Udon Graph(ウドン・グラフ)」を使えば、比較的簡単にワールドへアクションを追加できます。
VRChatにはもともとSDK3(Worlds)という開発キットがあり、その中にUdonが含まれています。つまり、SDK3を導入することでUdonも利用可能になるというわけです。
Udonを使うと、VRChatのワールドにさまざまなインタラクションを追加できます。具体的には、次のようなことが可能です。
・ドアの開閉:プレイヤーが近づくと自動で開くドアを作る。
・エレベーターの動作:ボタンを押したら上下する仕組みを作る。
・スイッチの追加:特定のスイッチを押すと何かが起こる。
・BGMの変更:プレイヤーが特定のエリアに入るとBGMが変わる。
・天候の変化:一定時間ごとに晴れ・雨などを切り替える。
・シューティングゲーム:プレイヤーがボールを投げて的に当てる。
・パズルゲーム:ブロックを並べて正しい形にする。
Udonを使うには、まずVRChatの開発環境を整える必要があります。
1.Unityの導入:VRChatで指定されているバージョンのUnityをインストール。
2.VRChat Creator Companion(VCC)の導入:簡単にSDK3を設定できる公式ツール。
3.SDK3(Worlds)のインストール:VCCを使って、SDK3を追加。
1.Unityでワールドのオブジェクトを配置。
2.Udon Graphを開き、ノードを接続して動作を設定。
3.シミュレーションで動作を確認し、VRChatへアップロード。
Udonスクリプトを使えば、VRChatのワールドにさまざまなアクションを追加できます。
1.UdonはVRChat専用のスクリプトシステムで、視覚的に設定可能!
2.ドアの開閉やBGMの変更、ミニゲームなどを作ることができる!
3.UnityとSDK3を導入し、Udon Graphを使えば初心者でも簡単に動作を設定可能!
ただの空間から、ユニークなワールドへ!
Udonを活用して、あなたの理想のワールドを作ってみましょう!