VRChatでは、自分だけのオリジナルワールドを作成し、他のプレイヤーと共有することができます。ワールド作成には少し学ぶことがありますが、基本を押さえれば自由な世界を作ることが可能です。今回は、VRChatのワールド作成の流れを「Unity」「SDK3」「Udon」の3つのポイントに分けて、わかりやすく解説します!
VRChatのワールドは、ゲーム開発エンジン「Unity」を使って作成します。Unityは無料で利用でき、初心者でも学びやすいツールです。
1.Unityのインストール:VRChat公式が指定するバージョンのUnity(通常はLTS版)をダウンロード。
2.VRChat Creator Companion(VCC)の導入:VRChatの開発環境を簡単に設定できる公式ツール。
3.新規プロジェクトの作成:3Dテンプレートを選択し、ワールド制作を開始。
・地形の作成:平面のフィールドや山、建物を配置。
・ライティングの調整:リアルな雰囲気を作るために、光の設定を行う。
・スカイボックスの設定:空のデザインを変更して雰囲気を演出。
VRChatのワールドを作成するには、専用の開発キット「SDK3(Worlds)」をUnityに導入する必要があります。
・1.VRChat Creator Companion(VCC)を使ってSDK3をインストール。
・2.プロジェクトにSDK3を追加し、VRChatのアカウントでログイン。
・3.ワールド設定:スポーンポイントやプレイヤー設定をカスタマイズ。
・ワールドサイズの設定:プレイヤーが移動できる範囲を決める。
・ポータル配置:他のワールドへ移動するためのゲートを設置。
・オーディオの追加:BGMや環境音を設定して、臨場感をアップ。
ワールドにゲーム要素やギミックを追加するなら、「Udon」というプログラミングシステムを活用しましょう。
Udonは、VRChat専用のビジュアルスクリプトシステムで、コードを書かなくてもオブジェクトの動作を設定できるツールです。
・ドアの開閉:プレイヤーが近づいたら自動で開くドアを作成。
・ボタン操作:スイッチを押すと特定の動作を発生させる。
・ミニゲームの実装:簡単なパズルやアクションゲームを作ることも可能。
VRChatのワールド作成は、
・Unityでワールドの基盤を作る
・SDK3で機能を追加する
・Udonでインタラクションを加える
という3つのステップで進められます。最初はシンプルな空間を作るところから始め、少しずつ機能を追加していきましょう!
さあ、あなたもオリジナルのワールドを作ってみませんか?