― マイクの設定から3Dオーディオの仕組みまで ―
VRChatでは、声でのコミュニケーションがとても重要です。
リアルに近い没入感のある会話を楽しむためにも、「音の設定」はしっかり調整しておきたいポイント。ここでは、初めての方でも迷わないように、マイクの設定や音量調整、3Dオーディオの仕組みまで、わかりやすく解説します。
まず、あなたの声がきちんと届くように「マイク設定」を行います。
【設定手順】
※Windows側の設定で、マイクが有効になっていることも確認しておきましょう。
(例:サウンド設定 → 入力デバイス)
【注意点】
・ ノイズが入る場合は「Windowsのマイク感度」や「ノイズキャンセリング設定」を見直してみましょう。
・声が届かない場合、他のアプリがマイクを占有していないか確認を。
VRChatでは「自分の声」だけでなく、「他の人の声」や「ワールドのBGM」も調整できます。
【設定項目とおすすめ調整】
項目 | 内容 | 推奨値 |
---|---|---|
Voice Volume | 他のユーザーの声の音量 | 70〜90% |
Avatar Voice Volume | アバターの口から出る声の音量(ローカル再生) | 60〜80% |
World Volume | ワールド内のBGMや効果音 | 50〜70% |
UI Volume | UI音(メニュー音など) | お好みで |
【小技】
特定の人の声が大きすぎる/小さすぎる時は、その人をクリック → 「音量スライダー」で個別調整できます。
VRChatでの音声は、方向感や距離感をリアルに再現する「3Dオーディオ」という技術で処理されています。
【どんな仕組み?】
・話している人の「位置」に応じて、音の大きさや聞こえる方向が変わります。
・たとえば、後ろから話しかけられると、後方から聞こえてくるように感じるのです。
・距離が離れるほど音が小さく、近づくとクリアに聞こえます。
【設定はどこで?】
「Settings」→「Audio」タブで「Spatialized Audio(空間音声)」がONになっていれば、3Dオーディオは有効です。
【リアルに聞こえないときは?】
・ヘッドホンを使うことで、3Dオーディオの効果をより実感できます。
・モノラル音声やBluetoothイヤホンだと、効果が薄れることがあります。
・良いマイクを使うと、相手に声がクリアに届き、印象もUP。
・設定を見直すだけで、聞き取りやすさが格段に変わることもあります。
・初対面でも、声がしっかり届くと安心して話せます。
ワンポイントアドバイス
「音が割れる」「こもる」と言われたら、マイクとの距離を10cm以上あけて話すだけでも改善することがありますよ。