VRChatのブロック・ミュート機能

VRChatのブロック・ミュート機能

VRChatにおけるブロック・ミュート機能についての解説ページです。

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VRChatの「ブロック・ミュート」機能って?

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〜バーチャル空間で安心して過ごすための“自分を守るスイッチ”〜

VRChatでは、世界中の人と自由につながれるのが魅力ですが、時には「ちょっとこの人とは関わりたくないな…」と思う場面も出てくるかもしれません。
そんなときに役立つのが、「ミュート(Mute)」と「ブロック(Block)」の機能です。

 

この2つの機能は、自分の心と空間を守るための**“バーチャル防音壁”**のような存在。
ここでは、それぞれの違いや使い方、注意点まで、わかりやすく説明します。

 

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ミュート(Mute)ってなに?

「ミュート」は、その人の声だけを聞こえなくする機能です。

 

たとえば…

・声が大きすぎてびっくりする
・マイクの雑音がひどくて気になる
・一時的に静かにしたい人がいる

 

こんなときに、その人をミュートにするだけで音声をカットできます。
相手には「ミュートされた」とは通知されないので、関係性を悪くする心配もありません。

 

ミュートの使い方
相手にカーソルを合わせて選択
メニュー画面から「Mute」ボタンをクリック

 

これだけでOKです。再び声を聞きたいときは、もう一度「Unmute」すれば戻ります。

 

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ブロック(Block)ってなに?

「ブロック」は、その人の存在自体を“視界から消す機能です。
声もアバターも見えなくなり、まるでその人が空間にいないかのように感じられます。

 

たとえば…

・ 攻撃的な発言をされた
・セクハラや不快な行動を受けた
・繰り返し嫌な思いをさせられた
そんな深刻な場合には、ブロックで完全に遮断しましょう。
こちらも、相手にブロックしたことは通知されません。

 

ブロックの使い方
相手のプロフィールを開く(カーソルを合わせて「Show Avatar Details」など)
「Block」ボタンをクリックするだけ

 

ブロックされた相手はこちらのことも見えなくなり、双方向での接触が断たれます。

 

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ミュートとブロックの違いをざっくり比較

機能 効果 相手に通知される? 声は? 姿は?
ミュート 声だけが聞こえなくなる されない
ブロック 声も姿も見えなくなる されない

「少し気になる」程度ならミュート、
「もう関わりたくない」ならブロック、
というふうに使い分けると、心地よい空間を自分で作りやすくなります。

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ブロック・ミュートは「逃げ」じゃない。「選択」です

人によっては、「ブロックするのって悪いことじゃない?」と感じるかもしれません。
でも、それは自分の心を守るための自然な行動です。

 

リアルの世界でも、居心地の悪い場所からは離れることがありますよね?
それと同じで、VRChatでも「安全と快適さを選ぶこと」は大切なマナーです。

 

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ブロックやミュート以外のサポート機能

セーフティ設定:見たくないアバターやエフェクトを制限できます
パーソナルスペース:他人が近づくと自動で見えなくなる機能
フレンド限定のインスタンス:信頼できる人たちだけで集まれるワールド

 

これらと併用することで、さらに安心できる環境を作ることができます。

 

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まとめ:バーチャル空間は、自分で心地よくデザインできる

VRChatは、自由で多彩なコミュニケーションが魅力です。
けれど、無理してまで誰かと関わる必要はありません。

 

ミュートやブロックは、“自分らしく楽しむためのツール”。
自分のペースで、気持ちよく過ごせる空間をつくっていきましょう。