メタバースという言葉は、インターネット上に広がる「共有された仮想空間」を指す総称です。
SNSの延長として人が集まり交流できる世界であり、ゲームのように楽しむ側面もあれば、教育やビジネスに応用される側面もあります。
決まった一つのサービスを指すのではなく、複数のプラットフォームや技術の集合体だと考えると分かりやすいでしょう。
VRChatは、PCやVRゴーグルを通じて誰でも入れるバーチャル空間サービスです。
大きな特徴は「ユーザー自身が世界やアバターを自由に作れる」こと。
公式が用意したステージだけでなく、個人が制作したワールドが無数に存在し、イベントやライブ、勉強会までも開かれています。
言い換えれば、VRChat自体が一つの「小さな宇宙」のように機能しているのです。
メタバースとの関係
境界をあいまいにする存在
VRChatはメタバースの“入口”であり、“一部”です。
ただしその自由度と規模の大きさから、「メタバースとは何か」を実際に体感できる代表的な場所のひとつでもあります。
つまり、メタバースを理解するならVRChatを知ることは避けて通れない、と言えるでしょう。